12種類の動物によって成り立つ干支ですが、「猫年」なぜかありません。
しかし、海外では猫が干支に入っている国もあるといいます。
今では、猫カフェや猫をモチーフにしたアニメがあるほど人気の動物ですが、なぜ干支に入っていないのか気になりますね。
そこで今回は
- 猫が干支に入れない理由・3つの説とは?
- 干支にある動物はなぜ選ばれた?
- 猫が干支に入っている国は?
について紹介していきます!
我が家も猫を飼っているので、めちゃ気になる内容です。
ぜひ、記事のチェックをしてみて下さい。
目次
猫が干支に入れない理由・3つの説とは?
猫が干支に入っていないことを不思議に思う方は少なくないと思います。
実は猫が干支に入れない理由として3つの説があります。
来年も猫は干支に入れないとフテ寝(笑) ↓
来年も猫は干支に入れないとフテ寝。ネズミ年が始まったときに追いかける体力を温存しております🐱🐭 pic.twitter.com/1EVgB7THdl
— たか@採用担当 (@web_ashigaru) December 31, 2019
1.ねずみに騙された説
猫が干支に入れない理由として最も有名なのが福島県発祥のねずみに騙されたという逸話です。
その逸話がこちらです ↓
昔々の大昔のある年の暮れのこと、神様が動物たちにお触れを出したそうな。
「元日の朝、新年の挨拶に出かけて来い。一番早く来た者から十二番目の者までは、順にそれぞれ一年の間、動物の大将にしてやろう」
動物たちは、おらが一番とて、めいめいが気張って元日が来るのを待っておった。ところが猫は神様のところにいつ行くのか忘れてしまったので、ねずみに訊くと、ねずみはわざと一日遅れの日を教えてやった。猫はねずみが言うのを間に受けて、喜んで帰っていったと。
さて元日になると、牛は「おらは歩くのが遅いだで、一足早く出かけるべ」とて夜のうちから支度をし、まだ暗いのに出発した。牛小屋の天井でこれを見ていたねずみは、ぽんと牛の背中に飛び乗った。そんなこととは知らず、牛が神様の御殿に近付いてみると、まだ誰も来ていない。
我こそ一番と喜んで待つうちに門が開いた。とたんに牛の背中からねずみが飛び降り、ちょろちょろっと走って一番になってしまった。それで牛は二番、それから虎、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、猪の順で着いた。猫は一日遅れで行ったものだから番外で仲間に入れなかった。
それでねずみを恨んで、今でもねずみを追い回すのだそうな。
引用元:https://www.eto12.com/junishi02.html
2.ねずみを食べたから干支に入れなかった説
猫が干支に入れなかった理由としてねずみを食べたからという説もあります。
病気になった神様の薬を取りに行くねずみを猫が食べてしまい、その結果神様が死んでしまい猫が干支に入れなかったという説です。
3.猫がいなかった説
十二支の起源は古代中国だといわれています。
その時代に猫がまだいなかったから、干支に猫が入っていないという説があります。
元々猫は古代エジプトで神として崇められるほどの動物だったそうです。
当時絶大な力を誇っていたエジプトは他の国から避けられており、猫が他の国に持ち運ばれるということがなかったそうです。
そのため、当時の中国に猫は存在せず、人々には知られていなかった可能性が高いため干支に入っていないとされています。
干支にある動物はなぜ選ばれた?
十二支は「子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥」と書きます。
この漢字を十二支が作られた当時、多くの人々が読めませんでした。
そこで、人々が分かりやすいように動物があてはめられました。
動物で表すと「鼠牛虎兎龍蛇馬羊猿鶏犬猪」となります。
この12種類の動物があてはめられた理由は、当時の人々が知っている動物だったからです。
では、人々はなぜ龍を知っていたのか疑問に思いますよね。
当時の人々は龍を見たことがなくてもその存在を信じていました。
そのため、龍は人々が知っている動物として十二支にあてはめられました。
実物を見たことがなくても、名前だけは聞いたことがあるというのは今の時代でもあるので、当時もそのような感覚だったのでしょう。
十二支 ↓ ↓
【十二支、言えますか?】
子(ね)⇒ねずみ
丑(うし)⇒牛
寅(とら)⇒虎
卯(う)⇒うさぎ
辰(たつ)⇒龍
巳(み)⇒蛇
午(うま)⇒馬
未(ひつじ)⇒羊
申(さる)⇒猿
酉(とり)⇒鶏
戌(いぬ)⇒犬
亥(い)⇒猪十二支は紀元前の中国で暦や時間などを表すために使われ始めたそうですよ🤗 pic.twitter.com/j2dEjRfcdG
— あさお@ちょっといい話 (@Asap1963Asap) January 14, 2020
猫が干支に入っている国は?
猫が干支に入っている国について紹介します。
猫が干支に入っている国はこちらです。
- タイ
- ベトナム
- チベット
- ブルガリア
ベトナムの十二支 ↓ ↓
😍ベトナム!2023年は 猫年!💖💞
〇世界の十二支:日本の干支で使われているような十二支だけが、十二支ではありません。https://t.co/Tm8IkgJSkK
〇ベトナムと日本の十二支を比較https://t.co/v0MAlow3sO pic.twitter.com/csFok94lsf— ポポロン (@Q2CVGIOPP9) December 21, 2018
タイやベトナム、チベットでは「卯年」が「猫年」、ブルガリアでは「寅年」が「猫年」となっています。
ベトナムでは卯の発音が猫の発音に似ているだけでなく、猫が兎よりも身近な存在だったため、猫年になったといわれています。
また、ベトナムでは猫は農作物を食い荒らすねずみを退治する大切な動物とされています。
ちなみにブルガリアで寅年が猫年になった理由については明らかになっていません。
まとめ
猫が干支に入れない理由や猫年のある国について紹介しました!
猫が干支に入れない理由
- ねずみに騙された説
- ねずみを食べたから干支に入れなかった説
- 猫がいなかった説
猫年のある国
- タイ
- ベトナム
- チベット
- ブルガリア
日本にはない猫年ですが海外にあるというのは驚きでした。
そして、調べてみると意外な理由でした。
皆さんもちょっとした豆知識として、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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